令和5年第3回岡垣町議会臨時会が、5月26日に開かれた。
主に、補正予算に関する議題が取り上げられた。この臨時会では、町民への迅速な支援を目的とした補正予算が審議された。特に、国の物価高克服策に基づく支援金が焦点となった。
門司晋町長は、今回の補正予算として1億6,342万8,000円を追加し、総額で119億6,442万8,000円となることを説明した。具体的には、低所得世帯に向けた生活支援金が議案第37号の中で提案された。
この支援金は、電力、ガス、食料品等の価格高騰に直面する世帯への経済的支援として計上されている。対象となる世帯は、住民税が非課税であることを条件としており、一世帯につき現金3万円が給付される計画だ。
また、低所得の子育て世帯向けにも、特別給付金として1人当たり5万円の支援が行われる。この政策は特に、家庭の生活を守るための重要な施策として位置づけられている。国からの補助金がメインの財源となる。
広渡輝男議員からは、臨時会での予算審議について疑問が呈された。今後の常任委員会でしっかり議論されるべきだとの意見が示されており、慎重な審議が求められている。