令和3年10月8日に開かれた苅田町議会の臨時会では、重要な議案の可決が行われた。
今回の臨時会では、町長の遠田孝一氏が行橋京都メディカルセンター組合の設立や、京築広域市町村圏事務組合からの脱退についてなど、3件の議案を提案した。議案が持たたかる背景には、地域連携の強化や効率化を図る必要があると強調した。
遠田町長は、議案第85号において、行橋市、苅田町及びみやこ町の行橋京都メディカルセンターの設立について説明した。この組合は、地域医療の充実を目指すものであり、そのために必要な規約を定める。議案第86号についても、事務の効率化を図るため、京築広域市町村圏事務組合から脱退し、新たな一部事務組合での共同処理を求めている。これにより、地域の医療サービスが向上することが期待されている。
質疑の時間には、いずれの議案に対しても特に質問が挙がらなかった。全ての議案が特段の意見なく、広域圏事務組合特別委員会で全会一致で可決された。議長の坂本東二郎氏も、議案についての支持を表明した。
この臨時会では、審査の結果が報告され、全会一致で可決されたことが強調された。議題は議案の採決に至るまでスムーズに進行し、議員たちは同意の意を示した。