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苅田町議会、予算特別委員会委員長などを決定

苅田町議会で予算特別委員会の委員長、副委員長が互選され、下水道条例の改正案も上程された。
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令和6年3月の苅田町議会が行われ、重要な議題が多数取り上げられた。

最初に、予算特別委員会の正副委員長の互選結果が報告された。委員長には村上智宣議員、副委員長には岩谷潔議員が選出された。

続いて、町長の遠田孝一氏から追加上程された議案について説明が行われた。この案件は、公共下水道条例の一部改正に関するもので、特定事業場から排水される六価クロム化合物の基準が厳格化されることに伴い、改正が必要とされている。町長は「重要かつ緊急必要なものであります。慎重に御審議の上、議決いただきますようお願い申し上げます」と訴えた。

その後、質疑が始まり、特に予算に関連する部分が詳細に議論された。農林水産費について、武内幸次郎議員は、農業振興費が前年より増加している点を指摘した。加藤農政課長は「中山間地域直接支払いの対象地域は、八田山地区になっております」と回答。議員は「補助金の活用を促進すべきだ」と述べた。

また、上下水道事業に関する質疑も行われ、松崎昭博上下水道主幹は「令和6年度、4億1,800万円を計上しています」と金額を明示した。これについて、武内議員は「目標年度に達しないのでは」との懸念を示し、主幹は「事業の供用区域の拡大を目指して進めます」との回答を行った。

教育費についても質疑があり、尾形均議員は公民館の維持管理費に関して言及し、どのように財政圧迫に対応すべきかの議論が展開された。財政課長の藤原昌彰氏は「全国的に公共施設が老朽化しています。公共施設の総合管理計画を策定し、計画的に長寿命化に努めます」と語り、将来への展望を示した。

最後に、下水道条例改正案の質疑が行われ、友田敬而議員が人体への影響について質問。上下水道課主幹は「国から通知があり、影響について正確な評価が可能となった」と説明した。

議案の付託が決定し、本日の会議は無事終了した。議会では、予算や条例改正について活発な議論が展開され、今後の町の施策に大きな影響を与える結果となることが期待されている。

議会開催日
議会名令和6年3月苅田町議会定例会(第2回)
議事録
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