令和元年第4回苅田町議会定例会が召开された。
議長、坂本東二郎氏が会議の開始を宣言。特に会期の決定がなされ、16日間とされた。議会では、全ての日程が順調に進行し、町民への情報を提供する役割が強調される。
まず日程第3の報告では、過去の委員会での調査結果に関する報告が行われた。これに続き、町長の遠田孝一氏による町政報告が行われた。報告では、特に渇水対策が注目を集めた。油木ダムの貯水率が低下した影響で、渇水対策本部が設置され、町民及び企業への節水の呼びかけが行われた。この結果、日量約1,000トンの節水効果が得られたと伝えられた。
次に、2018年度一般会計決算に関する報告がなされた。歳入は139億7361万5千円、歳出は131億8264万2千円となり、実質収支は約7億3640万9千円の黒字であったことが報告された。この好調な決算は驚きをもって受け止められ、特に町民税やふるさと納税寄附金の動きが注目された。
また、北九州空港における新たな国際路線の就航も報告された。新規就航した中国大連線により、国際線の路線が増加し、地域経済の活性化が期待されている。
さらに、町民参加型の社会貢献活動が進行中であることも報告され、道路サポート協定の締結が確認された。町の美化活動が定期的に行われる計画が立てられており、地域住民の協力が求められている。
最後に、議案が一括上程され、予算関連の議案が提案された。補正予算や決算認定が中心であり、これは町の財政運営にとって重要な要素となる。また、町長の説明が続き、各議案が円滑に処理されることが期待されている。
今後も議会での議論を通じて、町民の生活に寄与する政策が進められることを願った報告が行われ、会議は散会した。