令和4年12月1日、苅田町議会が開催された。
本日の定例会では、議案質疑が中心となり、主に補正予算に関する質疑が行われた。議題として扱われた議案は、令和4年度の一般会計及び特別会計の補正予算である。
まず、議案第88号令和4年度苅田町一般会計補正予算から始まり、歳出の各款について質疑が行われた。しかし、議長の坂本東二郎氏が質疑がないと判断し、すぐに次の項目に進む展開が続いた。
次に、議案第89号国民健康保険特別会計補正予算に移り、尾形均議員が質疑を行った。尾形議員は、歳入欠陥補填収入が昨年度より膨らんでいるという認識を示し、具体的な金額を挙げた。住民課長の松崎昭博氏は、歳入欠陥補填収入の内訳について説明を行った。特に、国保加入者の葬祭費や返還金の影響を挙げ、十分な予算策定の必要性を強調した。
介護保険特別会計補正予算については、質疑が行われなかった。さらに、土地区画整理事業特別会計についても梶原弘子議員から質疑があり、補償協議の進捗状況が報告された。この懸念に対し、土地区画整理課長の金森孝治氏は、最近の市場価格の高騰が影響していると述べた。
また、議案第94号から第108号にかけて、様々な条例の制定に関する質疑が続いた。しかし、これらの議案に対しても特に質疑は行われず、付託されることが決定された。議案質疑が東京数か月ぶりの定例会として、限られた時間内で効率的に進行したことが印象に残る。