令和3年5月18日、苅田町議会臨時会が開会した。
今回の会議では、6件の議案が提案された。
町長の遠田孝一氏が上程した議案には、一般会計補正予算や国民健康保険特別会計の補正予算が含まれている。
特に一般会計補正予算第2号においては、ワクチン接種にかかる相談体制の確保や、医療機関への支援金が盛り込まれている。
議案第36号については、歳入歳出予算を約4,296万7,000円追加し、総額136億3,387万6,000円となる。
この中には、新型コロナウイルスワクチン接種に関連する経費が含まれており、町は市民への円滑な接種を目指すと強調している。
さらに、第37号では国民健康保険特別会計の補正予算が組まれた。
昨年に比べて収入が減少する世帯への減免措置が計画されており、緊急対応が期待されている。
また、第38号の介護保険条例改正では、新型コロナウイルスの影響を受けた家庭への支援策が打ち出され、関係者からはこれが評価された。
このほか、与原小学校の増築工事に関する議案第39号も取り上げられ、河津工業株式会社が工事請負人に選定された。
会議は、議案の付託が終えた後、質疑応答が行われ、議案は全て全会一致にて可決された。
これにより苅田町議会は、地域社会の教育や健康に資する重要な施策を進めることとなる。
最終的に、これらの議案は全て承認され、臨時会は無事に閉会した。