令和5年3月定例会(第2回)の苅田町議会が開催され、重要な議題について審議が行われた。
まず、日程第1では、予算特別委員会の正副委員長の互選結果が報告された。委員長には白石学議員、副委員長には村上智宣議員が選出され、今後の予算審議に向けた体制が整った。
日程第2においては、議案質疑が行われ、議案第2号「令和5年度苅田町一般会計予算」に対する質疑が行われた。各款ごとに質疑があり、議員からの質問はなくスムーズに終了した。特に予算案に対する理解が深まり、透明性が確保されている。
次に、議案第3号から第11号までの特別会計予算に関しても質疑が行われたが、いずれも異論は出ず、審議の進行が円滑に進んだ。さらに、尾形均議員から新庁舎建設検討委員会の条例に関する質問があり、今後の設計・建設に向けて、ボードメンバーや町民からの代表者を含む構成予定が明らかになった。城野和幸副町長もこの新庁舎の重要性を強調し、開かれた議論を行う意義を述べた。
議案第16号の改正条例については、デジタル化に関する流れを参照しながら、従来の手続きの見直しが求められていることが議論された。これに関しては、多くの議員から賛同の意見が寄せられ、地方自治体の運営の近代化が一層進むことが期待されている。
また、議案第32号から第35号に関する人事案件については、質疑と討論が省略され、委員会に付託されることが決定した。全体として、意義のある質疑が行われた会議であった。
今後の議会において、これらの結果を受けての継続的な議論や施策が進行していくことが見込まれる。特に新庁舎の整備など、一連の取り組みにおいて町民の理解と参加が促進されることが重要である。