令和4年6月9日、苅田町議会は第3回定例会を開会した。
議題は追加議案の上程や議案質疑、議案の付託が中心となった。
町長の遠田孝一氏は、一般会計補正予算第4号を提案し、説明を行った。この補正予算は、総額に歳入歳出それぞれ約2億4,265万円を追加し、146億3,297万円とするものです。特に、住宅税非課税世帯や収入減少世帯に対する給付金事業に係る費用など、住民への直接的な支援が含まれている。
詳しい予算の内容は、福岡県のコロナ禍における物価高騰を考慮し、保育所給食の助成額755万円も計上されている。実施に向けた早急な議決を求めている。全ての質疑は円滑に進み、特に異議なく承認される様子が見受けられた。
次に、議案第39号および第40号についての質疑が行われたが、質疑は共に軽微なものであった。尾形均議員は、土地開発公社の財務状況についても指摘した。具体的には、長期的な債務超過問題が再び取り上げられ、過去の執行部への疑問を呈した。この指摘に対し、町長はその状況の改善を宣言した。
尾形氏の発言では、開発公社の役割についても重要な議論がありました。今回は、メガソーラーからの賃貸収入を考慮しているが、50年余の役割を考慮し、将来的な解散も視野に入れていることが示唆された。限られた資源を最大限反映し、住民のニーズに応じて迅速に対応する必要があると強調され、町の未来に向けた議論が深まる場となった。
最後に、議案はそれぞれの委員会に付託され、質疑は終了し、本日の日程を無事に終えた。議長は議会の運営が円滑に行われたことを称賛し、出席者に感謝の意を表した。本日は午前10時37分をもって散会した。