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苅田町議会、補正予算を巡る質疑が活発に展開

12月5日、苅田町議会では補正予算に関する質疑が行われ、議員から詳細な質問が相次いだ。
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令和元年12月5日、苅田町議会定例会が開催され、議案質疑及び付託が行われた。議題には一般会計の補正予算が含まれ、多くの議員が詳細な質問を展開した。

議案第78号では、2019年度の一般会計補正予算に対し質疑が行われた。特に、梶原弘子議員は「一般管理費の訴訟業務委託料について、その内容をお伺いします」と問いかけた。この質問に対し、総務課長の本丸尚禎氏は「税の関係で訴訟が提起されており、関連する費用」と説明した。

続いて、梶原議員は「何税に関するものなのか」とさらに質疑を重ねた。本丸課長は「土地に係る固定資産税」と具体的に回答し、これらの質疑は議会の透明性向上に寄与した。さらに、固定資産税に係る課税処分の取り消しを求める請求が係争中である事実も明らかになった。

尾形均議員は、土木費に関連する内容で質問を行った。彼は「小波瀬土地区画整理地内の雨水開渠の崩壊について」「工事はいつ行ったのか」と問うた。施設建設課長の桃坂昭生氏は、工事は昭和63年度に施工されたと答え、耐用年数は50年との見解を示した。しかし、実際には30年で崩壊したことが議論を呼んだ。

さらに、尾形議員は「陥没事故発生時の点検についての疑問」を提示した。この質問に対して桃坂課長は、事案発生時に詳細な点検が行われなかったことを認め、「原因は不明だが、埋め戻し作業を実施した」と述べた。その後、再発防止策も検討されていくことが確認された。

このセッションでは、質疑が終わった後に、全22件の議案がそれぞれの委員会に付託される決定がなされ、委員会の活動は今後重要な役割を担っていく。議会は、町民の声を反映させるため、より一層の討議が必要であると再確認した。

議会開催日
議会名令和元年12月苅田町議会定例会(第6回)
議事録
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