令和3年12月定例会が苅田町議会で開催された。
町長の遠田孝一氏が、今後の町政についての所信を表明した。彼は、町民からの信任を受け、2期目のスタートを切るとともに、苅田町の発展に尽力する意向を示した。
遠田町長は、コロナ禍で影響を受けた経済の再生を訴え、ワクチン接種を迅速に進める考えを示した。新たな企業の進出も期待される中、彼は持続可能な開発やデジタル化の推進が重要と強調した。
公共事業の進捗状況についても報告が行われた。新型コロナウイルスのワクチン接種状況は、接種率約84%に達していると見込む。これに伴い、必要な施策が続けられる。
さらに、議会では町内経済の状況についても言及。将来的には新たな経済活動の促進が必要とされている。特に、長期的な視点からの財政健全化が求められる中、町長は投資的経費も順調に執行していると述べた。
11月には町内で「秋の読書週間」が開催され、地域との関わりが強化されるイベントが行われた。町政報告の中では、地域ボランティアの活動や、子育て世代への支援などにも触れ、町民の期待に応え続ける方針が示された。
新規に設立される「行橋京都メディカルセンター事務局」についても、手続きが進行中であることが報告された。今後、緊密な連携のもと、町民サービスの向上が期待される状況である。