令和5年度の浦安市議会第1回定例会が開催され、各会派代表者による質問が行われた。
特に自由民主党・無所属クラブ代表の西川嘉純氏は、施政方針及び新年度予算について詳細な質問を行い、市長の市政運営への思いを聞いた。市長の内田悦嗣氏は、成熟期を迎えた本市において新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、経済活動の回復に向けた施策を強調した。
また、感染症対策に関して、西川氏は新型コロナウイルスの5類への移行決定を受けた市の対応を尋ね、内田市長は市民の皆様へ混乱を避けるための周知を徹底する意向を示した。マスク着用については、個人の判断を尊重する方針が強調され、特に学校や保育園における対応についても言及された。
さらに、育み学び誰もが成長するまちについての議論では、西川氏が新年度予算における子ども支援施策の強化を提案し、内田市長はその重要性を確認した。また、保育園の運営状況や待機児童の問題にも触れ、公立保育園の定員見直しについての検討が進められていることが報告された。
加えて、区民の安全と安心を確保するための施策も盛り込まれ、特に耐震化や避難計画の重要性が認識されている。市長は住民の安全を守るための対策を力強く推進する意向を表明した。
最後に、内田市長は、令和5年度を新たな挑戦の年と位置付け、市民と共に浦安を発展させる決意を新たにした。今後の議会運営や市の施策において、より一層の活発な議論が期待される。