令和6年6月14日に開催された習志野市議会では、一般質問が行われ、主に健康寿命の延伸やプラスチック新法などの重要テーマが議論されました。
市角 雄幸議員は、健康寿命の延伸に向けた取り組みについて質問しました。「健康寿命とは、健康上の問題がなく、日常生活を自立して送れる期間のこと」とした上で、健康なまち習志野計画データ化の推進や健康マイレージ事業の進捗について具体的な対応を求めました。これに対し、宮本 泰介市長は、計画のデータ化や施策への関与を促進し、健康マイレージ事業については電子化を進めていると説明しました。
また、「プラスチック新法」についても触れ、市角議員が本市の取り組みを尋ねました。市長は、本市ではプラスチック製の容器や包装の回収を行い、再資源化を目指す方針を示しました。この新法施行によって、プラスチック資源の整理や循環の重要性が再認識され、引き続き努力していくとの姿勢を示しました。
他にも金子 友之議員から市立幼稚園の再編に関する質問があり、「新入園児の減少傾向が続く中、集団教育を維持するための統合の必要性」を強調しました。教育長は、園児数が10人以下になった場合に統合を検討するという方針を述べ、屋敷幼稚園と杉の子こども園の統合に向けたスケジュールを説明しました。
不登校児童の支援を求める声も挙がりました。飯生 喜正議員は、「不登校児童への支援の手厚さ」を求め、市の取り組みについて評価をしつつも、認知度向上についても指摘しました。教育長は、スクールソーシャルワーカーや訪問相談員の役割を強調し、より支援を広げる方向で進める考えを示しました。
議会全体を通じて、参加議員がそれぞれの分野における取り組みについて意見を述べ、議論が広がりました。特に健康に関する施策や教育に関する支援強化が今後も重視されることが期待されています。