令和六年四月二十六日、八千代市議会第1回臨時会が開催された。市議会では三つの主要な議案が提出され、議員による慎重な審議が行われた。
議案の一つには、水道事業及び下水道事業に関する条例の改正がある。服部友則市長は、公共下水道事業の排水人口を変更するため、この条例を改正する必要があると述べた。この改正により、排水人口が18万8,540人から18万8,900人に引き上げられる予定だ。
また、専決処分に関する議案も承認され、特に地方税法の一部改正に伴い、税条例の改正が求められた。この件について、末永隆総務常任委員長は、個人市民税の定額減税に関する改正や、土地にかかる固定資産税等の特例について説明した。これらの改正は、地方自治体の税制の透明性を高めることを目的としている。
議長選挙も行われ、末永隆議員が新しく議長に就任した。市民に対する安心・安全、そしてサービス向上に全力を尽くすと宣言した。議長就任に際して、「新型コロナウイルスの影響を乗り越え、今こそ市民の声に応える時」と強調した。
議会運営においても、新たに副議長が選出され、花島美記議員がその職に就いた。彼女もまた、議会運営の円滑化に向けた意欲を示した。
今回の臨時会での決定は、市政に大きな影響を与えると期待されており、次回以降の議会運営においても重要な一歩となるだろう。議会は午後三時二十二分に閉会された。