令和6年6月13日の習志野市議会では、様々な議題が取り上げられた。最初に、議員の大宮こうた氏が、街づくりの基本的な方向性と次期基本構想の策定状況について質問した。市長の宮本泰介氏は、「次期基本構想は市民の魅力を最大限に活かし、持続可能な街づくりを促進する」と述べた。
続いて、大宮氏は水辺とともに豊かな街の実現について提案し、秋津近隣公園予定地の活用状況について尋ねると、宮本市長は「オービックシーガルズの活動を通じて地域貢献を推進し、谷津干潟の魅力を発信していく」と応答した。
また、子どもにやさしい街について、義務教育の無償原則や給食の質と量の確保に向けた取組についても言及され、教育長から各取り組みの状況が報告された。特に、給食費の無償化に向けた取り組みについては、教育長から進捗が伝えられた。
相原和幸氏による市内公共施設における駐車場管理についての質問もあり、宮本市長は「公共施設の駐車場が市民にとって利便性をもたらすよう、今後も適切な管理に努める」と表明した。さらに、相原氏は新清掃工場の建設と運用方法についても言及し、「廃棄物処理の効率化とともに、リサイクルの推進に努める必要がある」と強調した。
教育関連の質問も活発で、佐藤まり氏は「総合教育センターの再整備に向けた取り組みと、地域住民への説明会の概要」について質した。この中で、教育長が「地域と連携し、参加者の意見をしっかり反映したプロセスに努める」と述べた。
最後に、荒原ちえみ氏はジェンダー平等社会の実現と、管理不全住宅への対応について質問し、市の対応方針が確認された。特に、管理不全住宅のワンストップ窓口の設置による効果が期待されている。