令和元年の浦安市第1回臨時市議会が開催された。議題には、新議長の選出や専決処分の承認などが上程された。
市議会は、市長の内田悦嗣氏の挨拶から始まった。市長は、全議員が出席したことに感謝し、市議会議員選挙で市民の期待を背負って当選した議員にお祝いの言葉を述べた。また、現在の浦安市の人口が17万人を超えたことに言及し、地域ごとの人口構造の偏りが市政運営に与える影響を懸念した。
最初の議題、浦安市議会議長選挙では、宝 新氏が議長に当選したことが報告され、自身の挨拶では、議会の円滑な運営に協力を求めた。続いて、中村理香子氏が副議長に選出された。副議長選挙は即日、無事に終了し、議場は和やかな雰囲気であった。
その後、議会運営委員会や常任委員会の委員の定数及び選任が行われた。運営委員の定数は7人、常任委員会の委員指名が決定され、各会派から選出された議員が報告を受けた。特に、議会運営委員会の正副委員長には西川嘉純氏と柳 毅一郎氏が選出された。
次に、千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙では、一瀬健二氏が当選した。この選挙も無事に終え、議長から当選の告知が行われた。
重要な議題である専決処分に関する承認が審議された。特に、平成30年度浦安市一般会計補正予算の専決処分が報告され、財務部長の高橋豊文氏がその理由と内容を詳しく説明した。この件では、緊急性から議会を招集する時間がなかったため、専決処分を実施したことが強調された。議員からは、専決処分に関する疑問も呈され、よりしっかりした議論が求められた。
すべての議案は個別に採決され、いずれも賛成で承認された。最後に、今後の議会運営に向けて、閉会中の謙虚な調査が決定されて議事が全て終了した。議会は、次回も市政の発展に向けて連携を深める意向を示している。