令和3年9月3日、浦安市議会第3回定例会が開かれた。
新型コロナウイルスの影響を受け、特に感染者数の増加が懸念される中での開催である。市長の内田悦嗣氏は冒頭の挨拶で、緊急事態宣言の延長や公共施設の休館について言及した。
内田市長は「感染者数が急速に増加する中、人との接触を減らすために、公共施設を原則休館する」と説明した。さらに、小・中学校における対策として、分散・時差登校を実施していることも確認された。
また、教職員へのワクチン接種について、内田市長は「希望者への接種を完了した」と述べた。さらに、救急体制の強化についても言及し、搬送困難者の待機場所を新設することを明らかにした。
次に、議案に関する説明が行われた。内田市長は、「本日上程の議案は、国の生活困窮者自立支援金支給事業に関するものを含め、計11件である」と述べた。特に、議案第1号は一般会計の補正予算となっており、歳入歳出ともに約9,900万円の追加が必要とされている。これにより、市の予算総額は約698億円に達すると説明された。
議会の会期については、日程が決定され、本日から9月22日までの20日間とすることが承認される。その後、休会に関する議題も無事承認され、会議はスムーズに進行した。今回の市議会は、新型コロナウイルス対策を中心に、市民の生活基盤を支えるための重要な決定が行われることが期待されている。