令和4年6月3日、浦安市議会第2回定例会が開会した。
市長の内田悦嗣氏は、議会の開始にあたり、市とは関係ないさまざまな報告を行った。
介護保険特別会計における調定の誤りが確認されたことに関連し、今後のチェック体制を強化する意向を示された。
入船南認定こども園については、耐震性能の確認過程で誤認があったと報告。
今後、早急に耐震改修を進めることが求められる。
また、新型コロナウイルス感染症の状況についても言及があり、感染者数が減少傾向にあるが、依然として警戒が必要との見解を述べた。
給食費に関しては、全国的な食材の高騰を受けて、保護者の負担増加を避けるための対応策を考えているとし、特別交付金の活用を検討していることを強調した。
市は、ウクライナからの避難民への支援策についても、国や千葉県との連携を強化し、安心できる生活の支援を続ける姿勢を示した。
議案としては、議案第1号から第8号までの提案が行われ、特に議案第3号における令和4年度浦安市一般会計補正予算については、1億3,000万円の追加が配分されることが理解された。内訳では、子育て世帯の生活支援金を含む各種施策への予算が計上されていた。
質疑応答では、一瀬健二議員が生活保護受給者の対応や家計急変の方に対する周知方法などについて質問した。
それに対し、健康こども部長の野崎雄大氏が具体的な対象者の見込みや、周知方法について答弁した。
また、受給対象となる方の人数は2,480名であり、委託料の内訳についての説明も行われた。
今後の議会の動向としては、次回の会合は6月10日であることが示された。また、6月9日までの休会を設定し、議案調査期間とすることが決議された。