令和元年第4回定例会における一般質問が行われた。
多くの議員が様々な課題について質問を行い、活発な議論が展開された。特に、芳井由美氏が学校規模適正化について言及したことは注目される。彼女は「学校規模適正化の方針についてきちんと聞きたい」と述べ、その後の質問で大規模校における適正化や今後の方針についても詳しく尋ねた。
また、上野賢一氏はSDGsに関する取り組みについて「持続可能な社会を目指すうえで、まずは現状を把握することが重要だ」と強調した。さらに、災害レジリエンスを強化するための施策も問われており、「避難所の整備やAEDの設置が急務である」との指摘もあった。
吉村啓治氏は水害対策について質問し、「治水と排水対策の充実が求められる現状において、計画降雨量を適切に設定する必要がある」と述べた。また、自治体による自主防災組織の強化についても言及し、地域住民が主体となる防災環境の整備を訴えた。
一瀬健二氏は交通問題について、「市内バス網の充実や国道357号線の渋滞対策が必要」と糾弾した。また、福祉ゾーンの整備についても言及し、中町や新町の都市計画に関する提案を行った。
末益隆志氏は災害対策に関して、「医療・福祉機関との連携強化が肝要」との見解を示し、特に在宅要支援者への支援が重要であると指摘した。
この定例会では、教育の充実や子育て支援、さらには高齢者支援についても多くの議論が行われた。特に、教育行政における教員不足の問題は、多くの議員から懸念が表明され、早急な対応が必要であるとの意見が多かった。