令和2年第2回浦安市定例市議会が開催された。
この日は市長の内田悦嗣氏が新型コロナウイルス感染症への対策についても言及した。
市長の内田氏は、緊急事態宣言が解除された後も新たな感染者が確認されるなど、依然として予断を許さない状況であると強調した。
そのため、浦安コロナ注意警報を発令し、地域の感染拡大防止に取り組んでいく方針を示した。
特に、公共施設については、感染防止策を講じたうえでの再開計画を発表した。
納涼盆踊り大会や花火大会は中止し、開催予定のイベントについても状況を判断していくと説明した。
市民に対しては、社会経済活動を再開しつつ感染防止策を着実に実行することが重要だと述べた。
また、議案に関しても多くの内容が提案された。
内田市長は、一般会計補正予算として新型コロナウイルス対策として7億7,181万円を追加し、歳入歳出予算総額を920億5,435万円とすることを発表した。
この補正予算には中小企業支援や公共事業が含まれる。
さらに、市長は市民生活を支える地域応援チケットの配布を6月15日から開始すると語った。
市立幼稚園や学校は6月1日に再開し、式典も無事に行われたと手応えを示した。
感染症の影響を踏まえ、引き続き議会や行政、地域の連携が不可欠であると訴えた。
その他にも各種条例の改正や契約の変更案が提出され、これらは今後の議論を経て決定される予定である。
市長からは、公共交通機関や医療の体制維持に向けた取り組みや、道路ネットワーク計画についても説明があった。
この重要な議会を通じて、市民との信頼関係を築くことがさらに求められる。