令和3年浦安市議会第1回定例会が開催された。
市長の内田悦嗣氏は、令和3年度の施政方針を強調した。
新型コロナウイルスの影響に対する多面的な対策が進められている。
市長は、市民の生命を守る施策が最優先であると繰り返し述べた。また、医療従事者への感謝と敬意が表明された。
具体的な施策として、感染症対策を市政運営の中心に位置づけ、支援金の交付や公共施設の利用制限が報告された。
「感染拡大防止と日常生活の両立を目指す」と市長は述べ、様々な施策の展開を示唆した。
特に市民飲食店に対して、10万円の支援金を交付するプログラムが発表された。
また、令和3年度の当初予算は684億円と見込み、昨年度より8.1%の減となる」「経常的な経費・継続事業を重視する」と市長は話した。
特に感染症対策に必要な事業は優先的に実施される計画が強調された。
新年度では子育て支援策も拡充を目指す。
「認可保育所を新たに開設し、定員を187人増加させる」と強調。
さらに、病児保育利用者への新たな助成制度を検討中であることも明かされた。
教育施策では、特別支援教育や学校の老朽化に対応するための改修計画が進行中であり、地域での支援拡大を図る方針が示された。
全国的にも課題となる新型コロナウイルスのワクチン接種に関しては、接種券の発送が3月中旬から開始される。「高齢者から優先的に接種を進め、市民の健康を守る」と述べた。
安全対策には、災害への備えとして、公共施設の機能維持や再編再配置について継続的に検討される。特に自然災害への対応を強化するため、災害リスクを考慮した施策が必要であるとされている。
最後に、内田市長は「市民と協力し、共に希望と安心を持てる未来を描く」と誓った。
新年度の施政方針に多くの期待が寄せられている。