令和元年9月4日、浦安市議会第3回定例会が地域の議事堂で開催された。
出席議員21名が参加し、議事日程や会期についての承認が行われた。特別委員会の設置に関する議案も取り扱われ、市長は重要な行政課題について触れた。
内田悦嗣市長は、豪雨による災害について言及し、治水・排水の体制強化に努める意向を示した。
市長による挨拶では、「市民の生命と財産を守る」という市政の基本姿勢が強調され、被災者への哀悼の念も表明された。
新たな総合計画の策定も話題に上り、「人が輝き躍動するまち・浦安」を都市像として掲げることが伝えられた。また、市民参加を重視し、今後数年にわたる施策の実施に向けた取り組みが示唆された。
さらに、消費税率の引き上げや幼児教育・保育の無償化についても市民への影響を懸念し、新たな施策への対応が提案された。市は地域経済の支援策として、商品券発行や緊急給付に取り組む方針を明らかにした。
特に、幼児教育・保育の無償化に関連しては、その影響で保育需要が増えることが予想される。
内田市長は、保育所や小規模保育所の整備を進めていく重要性に言及し、今後の業務が増加する見込みを示した。
また、将来の代替財源の確保についても触れ、厳しい財政運営が強いられる可能性があるとの見解を示した。
その後、発議第5号により、浦安市新総合計画に関する特別委員会が設置されることで、計画の審査と議論が進められることが決定された。
議会は、暫時休会に入り、議案調査の準備を進める。今後の議会活動には、特別委員会の意見が大きな影響を及ぼすことが期待されている。