令和3年第4回定例会において、教育や公約の進捗について多くの質問が寄せられた。
芳井由美市議が提起したのは、すべての子ども達に対し、個別最適な学びを提供する方針だった。これに対して市の考えを問うとともに、教育課程や少人数教育、英語教育の充実、不登校への対応が議論された。市は教育環境を整備し、子供の可能性を引き出すための取り組みが重要であると強調した。
次に、吉村啓治市議が市長公約及び浦安市総合計画の進捗状況について質問した。特に、浦安インターの美化や舞浜消防出張所、舞浜ポンプ場の整備状況が注目された。吉村議員はこれらの設備が早急に整備されるべきだと指摘した。市は継続的な改善に努め、住環境や交通政策の向上を目指していると確認した。
高齢者支援に関して、芦田由江市議は成年後見人制度の運営と市の支援策について発言した。市としての取り組みや今後の方向性について具体的な提案が求められ、芦田市議は市民への周知と制度の活用を強化し、地域での支援を一層充実させる必要性を訴えた。
議会では、安全・安心で快適な暮らしや、環境保全、地域のネットワーク形成といったテーマも取り上げられた。特に、教育政策と地域福祉の連動を強化し、地域全体で支える体制を進めていく意向が示された。市としては、より包括的な政策を模索し、市民と共に生きる街づくりを進める方針が明らかにされた。