浦安市議会の第2回定例会は、令和元年6月14日に開催されました。
会議では、主要な議案として議案第1号から第15号までが提案され、会派代表者による総括質疑が行われることとなりました。
議長の宝新氏は、自由民主党・無所属クラブ代表の小林章宏氏に発言を許可しました。
小林氏は、令和元年度浦安市一般会計補正予算が早急な対応を求めるものとして計上され、特に浦安フェスティバル事業の補助金について昨年度よりも500万円減額されたことを挙げ、この件についての詳細な事業計画を問いました。
また、浦安市税条例や介護保険条例の改正に関しても質問があり、福祉部長の植草工氏は、約6,700人が減額対象になることを明らかにし、影響額は約4,000万円に達すると述べました。
加えて、特別養護老人ホームの空調設備改修工事に関する質疑では、工事過程における入居者への影響が最小限であるよう配慮しており、工事は比較的不便のない季節に進めるという考えが示されました。
一方、公明党の一瀬健二氏は、浦安フェスティバル開催に向けて、運営費に占める補助金の割合について問いました。
市民経済部長の橋野まり子氏は、事業費総額3,300万円のうち、補助金が昨年度の80%から60%に引き下げられることも含め、調整が必要なことを説明しました。
さらに、議案第17号の副市長の選任に関する審議において、市長の内田悦嗣氏は、効率的なマネジメント機能の強化が必要であるとの考えから、及川氏を副市長に選ぶと述べました。民主党や公明党からも賛成が多数を占め、同氏の任命が決定しました。
また、監査委員の選任についても厳粛に審査され、議選監査委員に西川嘉純氏の選任が行われました。議会は、その選任を重視し、適職の判断を下しています。
今回の定例会では、浦安の地域コミュニティを支える事業の方向性について議論され、未来に向けた町づくりを実現するための重要な施策が確定されました。
この取り組みが、浦安市民にとってさらにより良い環境を提供することとなることが期待されている。