令和元年12月19日に開催された浦安市議会定例会では、各議員が多岐にわたる問題について質問し、行動計画が議論された。
最初に、毎田潤子議員は浦安市の成人式の実施年齢について質問を行った。法律により2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられるため、浦安市の成人式に関する方針について市長の内田悦嗣氏が答弁を行った。市長は、「令和4年度以降も成人式を20歳で実施する方向で進めており、年内中に公表する予定である」と強調した。
次に、障害者歯科に関する質問も取り上げられた。毎田議員は、障害者が市内で安心して歯科診療を受けられる体制の整備について市の考えを追求し、福祉部の植草工部長が市の取り組みを説明した。こちらも市の進展に期待が寄せられる。特に、市では新たに障害者等の歯科診療体制を整備するための補助金事業も創設され、その使途についても議論が進められた。
また、教育問題についても意見が交わされた。毎田議員は、教育・学びの場において学習指導要領の改訂が行われることに関連し、言語能力の育成が重視されるとの説明あり、教育総務部の大友隆司参事がその取り組みを説明した。教育現場での言語活動や思考力を育てる施策の必要性が強調された。
さらに、市長や各部長は、振興策としてシティプロモーションについても言及した。観光総合振興を視野に、浦安市の街としての魅力を発信するためにマスコットキャラクターの活用や新たな広告戦略が求められている。