令和5年9月1日に開催された第3回定例会において、複数の議員が一般質問を行った。
健康や福祉の向上を目指す取り組みでは、議員の一瀬健二氏ががん対策や地域コミュニティの構築について言及した。特にがん対策に関しては、現状の取り組みや成果の評価が求められた。また、市内中小企業の経営力向上に向けたデジタル化推進が課題として挙がり、電子帳簿保存法改正後の電子取引に対する市の対応や方向性が議論された。
上野賢一氏は、安全で安心なまちづくりについて質問し、防災対策や地域の情報共有の重要性を指摘した。地域防災力の向上に向けた取組みも求められ、防災DXの導入についても関心が寄せられた。未来を担う子どもたちに関しては、少子化対策やこども医療費についての施策が議論された。これには、こども・子育て政策の充実が求められた。
また、広瀬明子氏はパイプテクターの導入事例について市民からのフィードバックを受けて取り上げ、情報公開の重要性についても強調した。市民の意見を実際にどのように取り入れているかが問われた。
市内の公共施設に関しては、美勢麻里氏が国民健康保険税の引き上げや保険料の平等性を問題視し、負担の軽減策について質問した。予算に対する市民サービスの影響についても意見が交わされた。さらに、深津徳則氏が水辺環境の整備や市民の参加を促進する施策の重要性を訴えた。
これらの質問を通じて市役所の業務改善や地域住民との連携が、今後の課題として浮き彫りになった。