令和元年5月21日、富里市議会臨時会が招集され、議長と副議長の選挙が行われる。
本会議は、一般選挙後初の開催であり、議会の新たなスタートが切られた。
臨時議長を務めた猪狩一郎議員は、議会における新しい役職が加わったことに対し、議員及び市民への信頼に基づいて公正な議会運営を進める意向を表明した。
仮議席の指定後、議長の選挙が実施され、戸村喜一郎君が新たに選出された。
戸村議長は、選出のお礼を述べ、富里市が直面する課題について言及した。特に少子高齢化に関連する多くの課題の解決に向けて、市民生活の向上に尽力する意向を示し、「真の豊かさを実感できる市民生活の実現に努力する」と強調した。
また、副議長の選挙においては岡野耕平君が当選し、議会運営において積極的に市民の声を届ける方針を表明した。議会の運営にあたっては、タブレット端末と紙資料を併用し、円滑な業務の進行が求められる。
本臨時会では他にも、各常任委員の選任や、印旛衛生施設管理組合議会議員及び千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙も行われた。すべての議案が承認され、効率的な市政運営のために重要な役割が果たされる見込みだ。
最後に、田口勝一君の発議により「とみさと議会報編集特別委員会」が設置され、議会活動の広報の充実が図られることとなった。議会は合意のもと、議員や市民からの信頼の向上に向けた新たな挑戦として再出発を遂げた。