令和元年6月7日、富里市の第3回定例会が開かれ、議員からの一般質問が実施された。
会議では、健康診査や市民の安全に関する意見が交わされた。
特に議員の布川好夫氏が提起した健康診査について、市は18カ所の会場で36日間行っていると説明した。
受診率については、特定健康診査で37.3%、後期高齢者健康診査で29.9%の数値が示された。
また、防犯についても強い関心が寄せられた。布川氏は、信号機や防犯カメラの設置を求め、市民の安全を確保する重要性を強調した。
市の大川原きみ子市民経済環境部長は、防犯カメラの設置が進められており、犯罪抑止に貢献していると述べた。
さらに、市所有車両の管理や選挙についても議論が交わされた。議員は有効活用の必要性を訴え、登録台数や廃車についての質問を行った。特に選挙管理委員会の中川幸雄書記長は、県議選の投票率が約30.37%、市議選が約39.62%であったと報告した。
また、教育行政の充実に関する質疑もあり、公民館の利用状況や地域包括支援センターの協議体についても触れられた。
市長により、地域包括ケアシステムの重要性が強調された。
今後、空き家対策や公共交通についての具体的な施策も議論され、市は引き続き地域住民のニーズに応じた施策を展開する方針である。