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富里市議会が空き家対策や市史編さんに関する質疑を展開

富里市議会は第3回定例会を開催し、空き家対策や市史編さんについての質疑が行われ、今後の施策に関する意見が交わされた。
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令和4年6月10日、富里市議会は第3回定例会を開催し、一般質問が行われた。特に、空き家対策と市史編さんの進捗について多くの議題が取り上げられ、地元の議員からの熱心な質疑が展開された。

高橋益枝議員は、空き家対策に関する質問を通じて、富里市空家等対策計画の改定について問うた。市長、五十嵐博文氏は、現行計画の検証を進め、令和4年度中に次期計画を策定する意向を示した。さらに、空き家バンクの現状にも言及し、75件の相談が寄せられたものの成約には至らなかったことを報告した。

また、特定空家対策についても触れ、代執行された空き家の数が現在はないことを強調したが、高橋議員は将来的な空き家問題への懸念を示し、今後の施策の充実を求めた。

市史編さんについての質問もあり、議員からは村史の重要性と、それに基づいた市制20周年記念事業としての市史制作提案がなされた。教育長、吉野光好氏は村史の意義を認めつつ、新たな市史編さんには多くの資料と人的資源が必要になることを指摘した。

さらに、地方公務員の副業に関する議論もあった。民間からの雇用機会増加に対し、労務の透明性と職務の公正を保つ必要があると市の担当部長は説明した。特に、副業を行う場合の任命権者の許可が必要な点を強調した。

環境問題への取り組みとしては、高橋議員がバイオマスプラスチックを使用した新ごみ袋の導入についても質問。市側は、製造コストや住民への影響を考慮し、慎重に実施したい考えを示した。

また、男性用トイレへのサニタリーボックスの設置についても質問があり、男性トイレの使いやすさ向上に向けた取り組みの必要性が指摘された。市長は利用しやすい環境を整備する方向で検討していくと回答した。

この他にも友好都市交流、医療・教育問題、地域安全確保の取り組みが質疑された。議員たちからの積極的な意見が提案され、富里市の持続的発展に向けた議論が続けられた。市側は、今後の施策を通じ、さらなる地域貢献を目指すと述べた。

議会開催日
議会名令和4年6月富里市議会定例会
議事録
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