令和元年第3回富里市議会定例会が開会した。
この定例会では、会期決定や議案の説明が行われ、重要な議題が次々と取り上げられた。
まず、議長の戸村喜一郎氏が会期を6月21日までの19日間とすると提案し、「異議なし」との声が上がり、了承された。
続いて、河田厚子氏と國本正美氏が会議録署名議員に指名されると、スムーズに進行した。
次に、監査委員の選任に関する同意第1号について、市長の相川堅治氏が説明を行った。大川原きみ子氏が選任される提案があり、議員からは質疑がなかったため、委員会への付託が省略され、同意が決定した。
議案第1号から第19号までの説明では、相川市長が一括で提案理由を説明。その中でも特に注目されたのは、議案第2号の介護保険条例改正である。これは、令和元年10月からの消費税率10パーセント引き上げに伴う影響を平準化するためのものであると述べられた。
他にも、ひとり親家庭等医療費助成の改正や、火災予防条例の見直しなどが報告され、効率的な政策運営が期待される。
また、富里市の予算に関する議案も提出され、一般会計補正予算の追加が行われ、150億円を超える金額にのぼる。また、介護保険特別会計の補正もあり、財政面での慎重な議論が求められるところである。
今後の会議は、明日から2日間の休会を経て、再び6月6日に開かれる予定となっており、審議が継続される際が期待される。