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富里市議会、令和5年度補正予算を可決

富里市議会は令和5年12月7日、一般質問で市長が人材育成やデマンド交通などについて説明し、補正予算を可決。
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令和5年12月7日、富里市議会は第6回定例会が開催された。

市長の五十嵐博文氏は、一般質問に対し、担当分野に基づく人材育成、公益通報の重要性、障害者への合理的配慮、ふるさと応援寄附金、デマンド交通、生成AIの行政活用、旧岩崎久彌末廣農場の教育面での活用について詳細に説明を行った。

特に人材育成について、五十嵐市長は、「各部署の長は専門的な経験と知識が求められる。職員の能力向上を図り、市民サービス向上に繋げていく」と述べた。また、公益通報制度についても、適切に運用し市民の信頼を得ることが重要だと強調した。

障害者への合理的配慮について、五十嵐市長は、法律の改正により2024年から義務化されることを踏まえ、「市として市民や事業者に理解を浸透させるための努力が必要」と述べた。

ふるさと応援寄附金の返礼品についても、五十嵐市長は、スイカや梨を中心とした地域特産品の充実を図り、寄附者が直接富里を訪れ魅力を感じてもらえるような体験型返礼品の開発についても言及した。今後、村井町と協力して新たな西瓜とイチゴの体験型プログラムを設計する考えが示された。

デマンド交通に関しては、「利用者増加が予想され、運行経費の増大を抑えるための工夫を行っている」とした。経費抑制策として、現行の便ごとの契約方式を見直し、朝の利用集中を調整するため、大学と連携を図る方針が述べられた。

また、生成AIの活用策としては「効率化が期待されるが、リスク管理も重要」との見解を示し、適切なガイドラインを策定する意向を述べた。最後に教育長からは、静岡復古村古民家を教育の場として利用する方針が確認され、地域内教育の推進と実体験に基づく学びの重要性について発言があった。

続いて、議案審議に移り、議案第15号である「令和5年度富里市一般会計補正予算(第7号)」が採決され、全会一致で可決された。主な内訳としては、物価高騰に対応するための給付金支給2500万円余りが含まれ、今後も早期の支給が期待されている。議会は次回、令和6年1月19日に再開される予定である。

議会開催日
議会名令和5年12月定例会(第6回)
議事録
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