令和3年3月15日、富里市議会第1回定例会が開催された。
この議会では、令和2年度富里市一般会計補正予算(第14号)が議題に上がった。本議案は新型コロナウイルス感染症による影響を受けた地方税等の減収への対応を目的としている。
市長の五十嵐博文氏は、提案理由として「地方交付税法等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、減収見込みの資金を確保し、円滑な財政運営を図るために補正予算を提案する」と述べた。
具体的には、歳入歳出の総額に変更がなく、歳入のみの財源振替を行う形で、地方債の補正が行われる。新たに減収補填債が追加される予定だ。
議会は18日にも再開され、さらなる審議が行われる予定である。市民にとって重要な財政措置が検討されるこの議題に、議員たちの関心が寄せられている。