令和元年9月30日、富里市議会において、行われた定例会で、市民からの重要な質問が多く上がった。特に、公共交通の充実には関心が集まり、さとバスとデマンド交通の運行見直しが求められた。この件について、市長の五十嵐博文氏は、現在の交通ニーズを検証し、最適な運行方法を模索していると約束した。
また、イノシシによる被害についても言及された。市内南部での目撃情報と、捕獲対策を進める旨について、五十嵐市長は鳥獣被害対策実施隊の活動を引き続き支援していく姿勢を示した。
消防の広域化についても話題に上がり、成田市との応援協定は今後の協議が必要とされていることが説明された。市長は広域化のテーマが重要であることを強調し、地域の安全を守るために必要な措置を講じる考えを示した。
江原利勝議員からの質問では、遠距離通学補助やスクールバスの活用に関する意見も出された。これについて教育長の國本與一氏は、遠距離通学費補助金交付要綱に基づき、現行の施策を維持・強化していく方針を示した。
最後に地域住民の協力についても言及され、五十嵐市長は、地域住民との連携強化が市の発展につながると強調した。今後、具体的な取組を進めていくことが約束された。