令和元年12月の成田市議会定例会は、午後1時から開会され、今後の議事において重要な事項が審議予定である。
会期は本日から12月18日までの20日間と設定され、すべての出席者から異議がなかった。
議長の秋山忍氏は、議会事務の概要を報告し、次いで本定例会に提案される議案の内容が説明されることとなった。
提案された議案は、条例案件10件、契約案件3件、指定管理者の指定案件1件、専決処分の承認案件1件、補正予算7件の合計22件である。
小泉一成市長が議案の提案理由を述べた。
その中には、成田市コンプライアンス条例の改正案や地方公務員法などに関係した条例整備も含まれている。
特に重要なのは、一般職職員の給与改定に関する議案で、国及び千葉県の給与勧告に基づき、給料表の改定を行うことである。
平均で約0.2%の引き上げが予定されており、来年度からの勤勉手当支給率も見直される。
さらに、台風15号による災害対応を含む補正予算案も盛り込まれている。
市の経済的な健全性を保つために、特に歳出の見直しが重要視されており、具体的には職員人件費や公共事業への支出が挙げられた。これに対する議論が行われることが期待されている。
また、休会の提案も行われ、議案調査のために明日(30日)から12月2日までの休会が了承された。次回の本会議は12月3日の午前10時に繰り上げて開くことが確認された。
議長は「お疲れさまでした」と告げ、散会となった。