令和4年3月17日、成田市議会定例会が開催された。主要な議題には、各種議案の採決響きや特別委員会からの報告が含まれている。
まず、議案第1号から第13号及び第15号から第30号まで、一括して議題にされた。この中で、新市場整備・輸出拠点化等調査特別委員会の秋山忍市議が報告を行い、成田市公設地方卸売市場特別会計補正予算に関連する結果が報告された。市役所関係者も出席し、質疑も活発に行われた。
また、特別委員会から教育民生常任委員長の報告も行われ、教育分野でも動きが見られる。例えば、成田市こども発達支援センターの開所時間変更に関する質疑では、保護者からの要望が反映された。マスク着用や特別支援教育の重要性も強調され、この委員会の役割の重要性が再確認された。
市の運営においては、特に新型コロナウイルス感染症の影響を受けた市民へ向けた支援策が多数あり、教育・保育施設への補助金が提案された。さらに、医療費助成制度の見直しや、生活困窮者の支援が進んでいるとの報告もあった。市長の小泉一成氏は、昨今の厳しい状況においても、将来を見据えた施策として民生の向上を目指していくと語った。
そして、最後に議案第31号及び第32号の補正予算が説明され、議会は賛成多数でこれらを可決した。これにより、教育や福祉施策のさらなる充実が期待される。市民の生活の質を向上させることに向け、議員の活動が今後も重要であるとされている。