令和4年6月の成田市議会定例会が開催された。
議会では、総勢29名の議員が出席し、すべての出席議員の意見が反映された運営が行われた。本会議では、会期が19日間に決定したほか、議案及び報告の全容が説明された。
議長の雨宮真吾市議は、会期を本日から6月21日までとし、「ご異議なし」との声を受けて、会期を無事決定したと述べた。会期の決定に続いて行われたのは、議案第1号から第19号、報告第5号から第21号までの提案理由の説明である。
小泉一成市長は、提案案件が19件に上ることを報告し、内訳には人事案件や条例案件、契約案件などが含まれ、合計で17件の報告が行われたとし、審議への協力を求めた。市長によると、特に注目の案件は、子育て世帯に向けた特別給付金に関する補正予算案である。この給付金は、低所得の子育て世帯に一人当たり5万円支給される計画で、総額は約1億4388万4千円に達する。
また、議案第14号から第15号までの内容についても、市有財産の取得が扱われ、特に消防車両の購入が重要であるとひとしお強調された。古くなった水槽付消防ポンプと高規格救急自動車の更新が必要であり、安全性や機能性の向上が期待される。
さらに、今定例会において、議長の雨宮真吾市議が永年勤続表彰を受けることを伝達され、他の議員にも感謝状が贈られたことが報告された。市長をはじめとする執行部職員の出席もあり、議会運営の透明性を高める取り組みがなされている。
本会議は、6月7日に再開されることが決定し、議案調査のために明日から6日間の休会となる。