令和5年6月28日、成田市議会にて第2回定例会が開催された。
ここでは、いくつかの重要な議案と請願が上程され、活発な議論が展開された。
議案第24号から議案第37号、請願第1号から請願第3号について、一括して議題とされた。
教育民生常任委員長、眞野義行氏は、議案第24号に関連して、高校生等の医療費助成について、受給券の周知方法について質疑があったことを明らかにした。具体的には、「広報なりたや市ホームページで周知し、受給券を交付予定である」と述べた。
また、教育民生常任委員会では、議案第28号に対する質疑でも「市直営管理を指定管理者となる理由は何か」と質疑があり、「市民の利便性を向上させ、管理水準を高めることを目指している」との答弁があった。これに加えて、請願第3号に関連する討論では、会津素子議員がマイナンバー関連の問題に触れ、「マイナンバーカードに関するトラブルへの懸念を強調した」ことが紹介された。
一方、空港対策特別委員会中間報告が行われ、成田国際空港株式会社から「旅客数は国際線63%、国内線は100%回復している」と報告があった。更なる機能強化の取り組みとして、航空機騒音に関する健康影響調査が計画されていることが説明された。
この日の会議では、発議案第2号「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」なども採決にかけられ、全会一致で可決される結果となった。最後に、永年勤続の議員に対する表彰状が伝達され、議会は閉会した。
この定例会では、市民の生活に直接影響を及ぼす議案が多く審議され、今後の政策の行方が注目されている。