令和5年12月定例会における一般質問では、後期高齢者医療制度や産業まつり、公共交通、そして避難所に関する重要なテーマが議論された。
中でも後期高齢者医療制度については、千葉県内での被保険者数や医療費が増加する中で、今後の保険料率改定が焦点となった。市の担当者によると、令和6年度からの保険料審議が進むという。
これに対し議員からは、実施計画に基づく健康診査の受診率が低いことも指摘された。現在、受診率向上のための施策が必要であり、特に高齢者の健康を維持する取り組みを一層強化する必要があるとされる。
同様に、産業まつりの内容も協議されたが、今年は新たな公設市場での開催に伴い、一部の農産物が販売されなかったことが議論の的となった。これに対し、市は今後、出店の多様化を図る計画を示している。
公共交通については、コミュニティバスの減便に関する懸念が寄せられた。運行体制を維持するためには、地域のニーズに応じたサービス提供が不可欠であるとし、事業者との協議を重ねていることが報告された。特に、オンデマンド交通の利便性向上に向けた試験実施が進行中であり、期待が寄せられている。
また、街路樹の管理については、美観の維持と安全確保の観点からの整備が求められている。近隣住民からは、管理が不十分との指摘があり、適切な剪定や新たな植樹が必要とされている。
最後に、遠山小学校の現状について述べられ、特に少子化の影響がある中で地域の支援が求められた。今後の展望としては、教育委員会がりますが、特色ある教育活動を通じて地域とのつながりを維持していく必要があると強調された。
このように、様々な議題が上がり、各問題について市の関与が問われ、より良い市政運営のための具体的な方針が見いだされることが期待されている。