令和2年6月9日に開催された定例会において、議案の採決が行われた。議案第1号から議案第24号に対する質疑や討論はなく、全てが一括して採決され、賛成の議員が起立。全議案は認められた。
その後、日程に沿って議案第25号から議案第48号および報告第24号から報告第31号について質疑が実施され、特に大倉富重雄議員が防災行政無線や救命資機材、GIGAスクール構想の支援策について発言した。大倉議員は、議案第40号防災行政無線に関し、親局のみの更新が果たす役割や機能について質問した。
宮崎由紀男総務部長は、親局の更新を進める理由として、操作性の向上や迅速な情報伝達が可能になる点が挙げられ、子局の保守管理についても言及した。次に、鬼澤正春消防長は、救命資機材の充実について、自動心臓マッサージ器の利点を説明し、今後も資機材の充実を進めると述べた。
また、五十嵐昭夫経済部長は、プレミアム付商品券について、地域経済活性化を目的とし新型コロナウイルスの影響を受けた地域商店や飲食店を支援する狙いがあると説明した。さらに、小泉一成市長が提案した新型コロナウイルス対策の補正予算に関し、支援策の意義や実施内容の説明を責任を持って行った。
他の議員からも、経済への影響や農業者への支援の必要性が指摘され、さまざまな視点からの意見が交わされた。議案第38号や請願についても質疑が行われ、これらは建設水道常任委員会に付託された。休会の決議も行われ、次回は6月19日午後1時からの予定である。
このように、今回の定例会では多くの議案が採決され、新型コロナ対応の様々な施策について活発な討論が行われている。