令和2年9月の成田市議会定例会が開会した。
議会は、会期を本日から9月24日までの28日間と決定した。出席議員は29名であり、欠席議員はなく、議事は順調に進められた。議長の秋山忍氏は、定足数に達したため会議を開始すると宣言。新型コロナウイルス感染症に配慮し、出席者にはマスク着用が求められる。
小泉一成市長は、提案理由説明において、7月豪雨による被害者への哀悼の意を示しつつ、台風シーズンの到来や新型コロナウイルスの感染拡大について懸念を表明。市民には、手洗いやマスク着用などの対策を呼びかけ、感染防止と社会経済活動の両立を重視する姿勢を強調した。提案された議案は、合計で25件あり、その中には人事案件、条例案件、契約案件、決算の認定案件などが含まれる。
具体的には、議案第1号として教育委員会委員の任命、議案第4号では新型コロナウイルス対策として特別勤務手当の改正が提案された。そのほか、若干の議案が道路整備関連であり、市民生活の向上を目指すものである。また、報告も9件あり、過去の専決処分や財政に関する情報が提供される。
最後に、議長は議案調査のため29日から31日までの休会を提案し、これを承認した。次の本会議の日程は9月1日と決定され、会議は散会した。議会関係者は、新型コロナウイルス感染症対策に尽力しつつ、市民の安全と生活向上のため尽力を続ける姿勢を示した。