令和4年9月成田市議会定例会が開催された。議長の雨宮真吾氏が辞職し、新議長に荒木博氏が選任された。
議会では、会期を本日から29日までの28日間と決定。議案第1号から第19号に関する提案理由説明も行われた。特に、教育委員会委員の任命同意や選挙関連の公費負担に関する条例改正などが注目を集めた。
小泉一成市長は「令和4年度の補正予算について29件の案件が提案されました。」と述べ、誠意を強調した。議案の中には、新型コロナウイルス対策として、教育活動に必要な大型ディスプレイの購入が含まれており、教育現場への支援を示した。
議長辞職の件では、雨宮氏が「任期途中の辞職で皆様には多大なご迷惑をおかけしました」と謝罪。議長選挙では、荒木議員が26票を獲得し当選。新議長は、「市民に信頼される議会を目指す」と述べ、議会の活性化に努めることを誓った。
続く副議長選挙では、飯島照明議員が選ばれ、「公平公正な議会運営を目指す」と決意を表明した。休会を挟み、次回は6日午前10時からの予定となる。
この定例会は新型コロナウイルス感染症に配慮した運営が行われ、出席議員29名の全員が会議に参加した。議会の手続きはスムーズに進行し、審議内容が市政に与える影響が期待されている。