本市は現在、コロナ禍における生活支援の一環として、特に若年層と高齢者に向けたワクチン接種の促進に注力している。子どもを持つ家庭への金銭的支援も、生活が一変した市民への支援として位置付けられている。
令和4年6月時点で、若年層への3回目ワクチン接種率は12歳から19歳で約22%、20歳から29歳で約43%と、依然として低迷している。市は接種券を送付し、接種を奨励しているが、個別通知の予定はなく、ホームページを通じた情報提供に留める方針である。
一方、60歳以上を対象とした4回目ワクチン接種も迅速に進めており、約34,000人の高齢者が対象となり、基礎疾患のある若年層への配慮も忘れてはならず、9,000人に対する接種券も発送され、近日中に接種開始される予定。
また、ウクライナ侵攻に関連した避難民支援プロジェクトも進んでおり、衣食住に対するサポートが具体化している。避難民に向けた一時見舞金10万円の支給も決定し、今後も医療や教育、就労支援を通じたニーズの確認とともに、関連部门が協力し合いながら支援を継続する意向だ。
松山下公園の陸上競技場屋外観覧場の保全改修工事も進行中で、施設の老朽化に対応するため、空調設備の導入やバリアフリー化も進められる。特に観覧席のバリアフリー化には力を入れ、すべての市民が利用しやすい環境を整備しようとしている。
加えて、子ども食堂への支援も計画されており、市の担当部署は運営支援を整え、今後も市内のニーズを把握するための調査に取り組む方針である。文部科学省の施策に基づき、部活動の地域移行も課題とされており、学校運営上の持続可能性を考慮しながら実施される。