令和4年第2回印西市議会定例会が開催され、重要な議案が審議されました。
議会の冒頭、議長の中澤俊介氏が開会を宣言し、全22名の議員が出席しました。議事は会議録署名議員の指名から始まり、議会の会期は本日から6月24日までの22日間と決定された。
続いて、市長の板倉正直氏は新型コロナウイルス感染症の状況を報告。市内では新規感染者が常に確認されており、引き続き警戒が必要と述べた。特にワクチン接種については、12歳以上の3回目接種率が6割を超え、現在4回目対象者への接種券の送付を進めていると報告した。また、市では子育て支援や市民サービスの向上に向けた取り組みも行っており、これらの施策が今定例会の補正予算に含まれていることを説明した。
特に注目されたのは、議案第1号「印西市自転車の安全・安心利用に関する条例の一部を改正する条例」。市長はこの条例の改正が自転車損害賠償保険への加入義務化を目的としていると強調。これにより、利用者の安全が一層強化されることが期待されている。
また、予算関連の議案として、議案第6号「令和4年度印西市一般会計補正予算(第3号)」の説明がなされ、補正の主な内容として第3子以降の学校給食費の無償化に伴う補助金の増額が挙げられた。これにより、子育て世帯の負担軽減が図られる。
一方で、諮問事項として人権擁護委員の候補者の推薦が議題に挙げられた。市長は現任の馬場正実氏を再任推薦し、議員たちはこの提案に異議を唱えることなく賛同した。また、荒木充氏、林悦夫氏の後任として新たに須藤賢一氏と平田茂康氏の推薦も行われ、全員賛成でこれらも承認された。
会議の重要な締めくくりとして、長門川水道企業団議会議員の選挙が行われ、織原拯氏が指名され、無事に当選となった。
定例会の終了後、6月6日に次回会議が予定されており、このフィードバックが市政に反映されていくことが期待されています。