令和6年印西市全員協議会が開催された。
この日の議題には、予算審査常任委員会の選任や、政務活動費、義援金の協議が含まれた。
議長の海老原作一氏はあいさつの中で、新年の抱負とともに防災の重要性を強調した。
続いて予算審査常任委員の選任について議論が展開された。
この委員は令和6年第1回定例会において指名推選されることが決定した。
次に、令和6年度の一般会計予算が話し合われた。
議会事務局長の大森尚氏は、歳出合計でも発表し、議会運営に要する経費は前年比で235万1,000円の増となる見込みであると述べた。
また、議員人件費の減少が見込まれる理由として、旧議員年金制度に関連する負担率改定が挙げられた。
最後の議題では、令和6年度能登半島地震災害義援金について議論された。
副議長の米井重行氏が募金活動を提案し、議員らの意見を募った。
この義援金の送り先として、社会福祉法人中央共同募金会が選ばれる見込みだ。
具体的な募金方法や金額についても意見が交換された。
また、寄付先の選定に公選法抵触の可能性が指摘され、議会として慎重に検討することが求められた。
最終的に、各議員から1万円の募金が提案され、印西市議会として募金を行うことが決まった。
全員協議会は、無事に閉会した。
今後の議会活動に向けた取り組みも確認されたことは、地域の防災力向上や支援の輪を広げる上で重要な一歩となる。