令和4年11月16日に開催された印西市全員協議会では、新個人情報保護法施行に関する議論が行われた。
議長の中澤俊介氏は、議題が個人に関わる重要な事項であることから、円滑な議事運営をお願いした。議会事務局長の吉岡哲男氏は、新法施行に伴う個人情報保護の対応について資料を基に説明。これにより、地方公共団体が独自の個人情報保護ルールを整備する必要があることが明らかになった。
さらに、全国市議会議長会が策定した条例案とその運用規程についても詳しく説明された。対象となる第4回定例会での審議が期待されている。また、質疑は行われず、一致して議運委員会において協議されることが確認された。
もう一つの議題、令和4年度人事院勧告に伴う期末手当の取り扱いも重要だ。勧告により期末手当が引き上げられることが決定し、市議会としてもこれに同意した。また、今後の議会運営について、委員会の運営や議会室の整備に関する報告も行われた。
新型コロナウイルス感染症への対応についても触れられ、議員の接触機会を減らすための工夫が求められている。全員協議会は午後1時40分に閉会し、今後の議会活動への準備を進めることとなった。