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イノシシ被害問題や交通問題に議論集中、印西市議会が定例会開催

印西市議会の定例会では、イノシシ被害や交通問題、公共施設整備などが議論され、地域の課題解決に向けた意見が交わされた。
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令和元年第2回印西市議会定例会が開催され、イノシシによる被害や交通問題など、様々な問題が議論された。

先ず、櫻井正夫議員がイノシシの被害状況を報告した。髙橋政勝環境経済部長によると、イノシシによる被害額は35万円にのぼり、掘り起こしの相談も寄せられている。(12件)その一環として、捕獲方法として囲いわなが設置されており、瀬戸地区と吉田地区に設置されていることが説明された。

さらに、今年度の捕獲実績として、成獣437頭、幼獣521頭、計958頭を捕獲しており、前年より346頭の増加であった。この捕獲数の増加は、地域の猟友会等との連携が強化された成果であるとしている。

次に、交通問題に関しては、増田葉子議員が市道拡幅計画について取り上げた。市長は、課題の解決に向けて地域住民との協力を通じた進捗を強調した。特に、松崎地区の狭い道路の整備に関して、粘り強い取り組みの必要性を述べた。

また、市民部長の岩﨑博司氏は、現在消えつつある交通標示の補修作業が進められており、具体的な補修計画があると説明した。市長は市民との連携を重視した施策を進める意向を示した。

続いて、櫻井正夫議員の質問に対し、環境経済部長の髙橋氏は、印旛沼の周辺地区に自転車道を整備する方針について述べ、県に対して協力を求める姿勢を述べた。また、師戸城跡についても県との協議を進める必要があると意見を述べた。

こうした一連の中で印西市全体の歴史や地域資源の活用についての発言もあり、市としての観光資源の発掘と充実に向けた取り組みの強化が求められるとされた。

このように、議会では多面的な視点から地域の課題解決に向けて議論が交わされた。一方で、市の施策が進む中、おもいきったアイデアや政策の明確な方向性が一層求められていることは間違いないといえる。

議会開催日
議会名令和元年第2回印西市議会定例会
議事録
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