令和3年第2回印西市議会定例会が6月10日に開かれた。議題としては、個人質問が中心となり、多角的な視点から市民の生活向上が議論された。
まず、新学校給食センターの整備に関する質問が取り上げられた。海老原作一議員は、学校給食センターの整備基本計画について、推定される児童生徒数の推移や供給能力について詳細に問いただした。これに対し、高橋教育部長は、児童生徒数の推計値は将来の人口動態を考慮し、最大限の余力確保を目指す設計が進められていると回答した。
その後の質問では、海老原氏が新学校給食センターの供用開始についても言及し、年度途中の供用開始が可能との見解が示された。推進に向け、スケジュールの短縮を図る点が強調されたが、整備スケジュールの実現については努力が必要とされるとの見解もあった。
続いて、市道舗装の計画的整備についての議論が行われた。海老原氏は市道のメンテナンスサイクルの構築が重要であると訴えた。これに対し、櫻井都市建設部長は、幹線道路の現状を踏まえ、道路舗装の健全性が保たれるよう点検・診断を行い、各種調査結果を随時計画に反映していくと回答した。