令和元年第3回印西市議会定例会が9月6日に開催された。会議は午前10時に開かれ、各議員が市民の生活や環境問題に関するさまざまな質問を行った。
特に注目を集めたのが、櫻井正夫議員による一般質問である。彼は、地区間の交通問題とインフラ整備について強調した。市井橋の補修工事について言及し、特に有害物質の含有が複数の問題を引き起こす可能性に懸念を示した。都市建設部長である川嶋一郎氏は、現在施工方法を再検討している状況を説明した。
また、櫻井議員は市道竜腹寺線、特に橋梁の設計見直しについても質問した。市の補修工事スケジュールは複数年にわたる見込みであることを確認した。彼は迅速な工事実施を求め、地域住民の期待に応えてほしいと声を上げた。
他にも印西市の水道インフラに関する課題が挙げられた。市営水道の部長である篠原信一氏は、水道管の老朽化と水質検査の実施状況について説明し、給水における問題点に向き合う姿勢を示した。また、家庭蛇口での水質検査の実施について、今後は地域住民に対する意識向上と連携強化を図っていく意向を表明した。
こうした質問や議論を通じ、市議会は今後の市内交通網や社会インフラ、地域の振興策に向けた取り組みが求められていることが浮き彫りになった。議会は議案の審議を経て、今後の課題解決に向けて、関係者と協力して進んでいく方針を確認した。