令和4年第1回印西市議会定例会が3月17日に開催された。主な議題は、各種条例改正や契約締結についてで、多くの議員が参加の下、審査が行われた。
議題は11項目にわたり、その中でも特に個人情報保護条例の改正が重要なテーマとして注目された。総務企画常任委員会委員長の岩崎成子氏は、「この改正は国および地方公共団体における個人情報の取扱いを統一するもので、必要な法律の整備に基づく」と説明している。
続いて、特別職の職員の報酬改正についても議論が行われた。議員からは近隣市と比較した際の報酬水準の問題が提起され、印西市の報酬が依然として低いことを受け、改正の必要性が強調された。ここでの報酬増額は267万9,000円に上る見込みであり、これに関して成田市や柏市との比較を行いながら議論が進められた。
消防団に関する議案も重要な議題となり、議員たちは消防団員の定員充足率が78.8%であることに注目していた。報酬改正が提案されており、消防団員の年額報酬がわずかに増加する見込みである。これは、市民からの期待にも応える内容とのことで、消防団員の活動を支援することが求められている。
一方で、国民健康保険税の減額に関する議案については、多くの議員が賛同し、対象となる世帯数および未就学児の軽減についての計画が示された。これにより、対象者数450人、336世帯を見込んでいることが下部契約形態での支援が期待されている。