令和3年印西市全員協議会が開催され、
新型コロナウイルスワクチン接種に関する重要な議題が討議された。
中澤俊介議長は、出席した議員に感謝の意を表明し、議題に迅速に移ることを促した。
これに続いて、板倉正直市長は新型コロナウイルスワクチン接種の進捗について説明を行った。
市長は、希望する市民への接種を11月末までに完了することを目指していると述べ、
特に妊娠中の方、教職員、保育士の優先接種を進める意向を示した。
この接種は松山下公園総合体育館において実施され、
合計8,000人の市民への接種を計画している。
健康子ども部長の酒井和広氏は、臨時会で決定した補正予算に基づき新たな接種会場を設けることを報告した。
この会場では、日程を設定し、接種の加速化を図るとしている。
藤江研一議員は、接種回数を減らした理由について質問を投げかけ、
優先接種に必要なワクチン配分によるものか確認した。
それに対し酒井部長は、配分自体に変更はないことを説明した。
松尾榮子議員は、集団接種会場での予約枠増設や休日実施について確認し、
市当局の考えをうかがったところ、酒井部長はその方針を支持すると回答した。
さらに、増田葉子議員はキャンセル対応について言及し、
接種を受ける際の混乱を避けるため職員のキャンセル枠を設ける意義を求めた。
部長は、キャンセルによる職員の優先接種を可能にする方針を示した。
今後の接種率についても議論が交わされ、
接種対象者の73%程度の接種完了を見込み、
この数字は職域接種も考慮に入れたものであると部長が答弁した。
本委員会では、新型コロナウイルスワクチン接種に向けた重要な施策が進行する中、その透明性を高めるための議論が展開された。
これにより市民への迅速な情報提供とワクチン接種の促進が期待される。