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印西市、令和4年度一般会計補正予算と降雪対策を審議

印西市議会が開催され、令和4年度一般会計補正予算が承認される。降雪対策や花火大会についても議論が行われた。
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令和4年第1回印西市議会定例会が2月24日に開かれ、様々な議題が議論された。この中で、印西市の新型コロナウイルスの影響に関する対応策や、冬季における雪対策など市民生活に密接に関わる重要な問題が取り上げられた。

まず、市長の板倉正直氏は「令和4年度印西市一般会計補正予算」を提案した。この補正予算には、新型コロナウイルスワクチン接種にかかる費用を含め、歳入歳出予算の増額が盛り込まれている。予算総額は454億3,468万9,000円となり、これに伴い市の健全な財政運営が求められると指摘された。

続けて、柿原健一議員は降雪時の市道の管理と市民安全の確保について質問を行った。彼は、印西市では頻繁に降雪はなく、備えが不足しているとの見解を示した。具体的には、除雪作業の開始基準や対象区間の設定について問合せ、これに対する市の取り組みを求めた。柿原議員は「市道を覆う雪を除雪して、人と車との安心安全を確保することが必要です」と訴えた。

これに対して、板倉市長は「除雪作業は協力業者と連携して行っており、適切な対応に努めている」と回答した。また、都市建設部長の櫻井敦氏は、基準設定や巡視体制については現在整備されていないものの、気象情報を元に除雪活動が行われており、必要に応じて対応していることを強調した。

また、議案では花火大会の開催についても問題視された。柿原議員は新型コロナの影響を踏まえつつ、花火大会を市民の楽しみとして開催する意義を述べた。この提案に対して、環境経済部長の土屋茂巳氏は「コロナの感染状況によっては難しい」としつつも、市民の期待に応えていく姿勢を示した。

この他にも、軍司俊紀議員は新型コロナウイルスへの業務継続計画に関する質問を行い、市がどのようにこの方針を実施しているかに関心を寄せた。市側は関連法令に基づき、必要な情報提供が行われているとした。また、印西市の水道事業に関する質問もあり、市内の水管不足や漏水対策についても懸念が示された。

最後に、議員たちは市民に対する安全と生活支援の強化を求め、今後も市と連携しながら日々の施策を見直していく必要性が強調された。議会は次回、3月10日に再開される予定である。

議会開催日
議会名令和4年第1回印西市議会定例会
議事録
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